2007年05月02日

第1回 レクチャー開催

4月30日 第1回「Paw'er」レクチャールームを開催しました。

レクチャー施設の前では、看板犬ラブラドールがお出迎しました。(置物です)
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施設内はガラス張りの近代的な建物で、もともと室内ドッグトレーニング
として使っていたのを今回レクチャーの場所としてお借りしました。
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レクチャー開催に向けてほとんど宣伝をしませんでしたが、28名もの方が
参加していただき、スタッフ一同大変感謝しております。

今回のレクチャーのテーマは「コミュニケーション」
最初は、トリマーのらのらがコミュニケーションについて約1時間熱く熱く
お話しさせていただきました。
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愛犬との生活でよく「コミュニケーションを充分にとることが大事」だと
言われていますがそれって一体どういうことなのでしよう?

よく遊んであげること?
たくさんさわってあげること?
いっぱい声をかけてあげること?
いつも一緒にいること?

みなさんコミュニケーションをとるってことが意外にもわからないようでした。

私たち「Paw'er」が考える犬とのコミュニケーションは…

私たちが愛犬の言葉やメッセージを聞き、犬に分かる方法で伝えて
あげることです。


愛犬が今何を考えているのか、どのように理解しているのか、どうしたいのか
全身の表現で私たちに伝えています。
しかし、私たちがそのメッセージや言葉を理解できなかったり、勘違いしたり、
勝手に思いこんだりして一方通行のコミュニケーションになってしまうのです。

一方通行のコミュニケーションが続くと、愛犬に余計ストレスがかかります。
余計なストレスがたくさんかかってしまうと、問題行動に発展していく
可能性が非常に高くなります。
ストレスのない生活は人間も犬もありません。
私たちはある程度ストレスの中で暮らしています。
そのストレスをどう受け止められるかで生活は変わってきます。
余計なストレスをかけないためにも「がまんする」ことを教えることが
重要となってきます。

コミュニケーションについて講義を聞いた後、次は実践として
スタッフの愛犬でみなさんに実技をお見せしました。



一方通行のコミュニケーションで多いのは、飼い主さんが「かわいそう」
とすぐ思い込んでしまうことがあります。
例えば、レクチャー中ずっとクレートに入っていたトレーナーそのっちの
愛犬たち…
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クレートやゲージに入れることが「かわいそう」と思う飼い主さんがとても多い。
しかし、そのっちの愛犬たちはクレートの中で鳴いたり騒いだりすることもなく
ゴロンと横になったりしてリラックスしていた。
クレートの中にいることは日常当たり前のことででくつろげる場所だと
彼らは思っている。
リラックスしてくつろげる場所だと日常的に教えていればクレートにずっと
入っていても余計なストレスにはならない。


トレーナーそのっちの愛犬、コーギーの胡桃(くるみ)ちゃんと楽しく
おもちゃで遊びます。
みなさん、スリムで筋肉質な胡桃ちゃんを見てコーギーには見えないって
驚いていましたが(笑)
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一通り遊んだところで、ボーダーコリーの羽流(うりゅう)君登場。
おもちゃで遊んでもらえると思っていた羽流君ですが、マテの号令がかかり
遊んでいるのは胡桃ちゃんだけ。
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ここで飼い主さんがどう思うのか?
「おもちゃで遊びたいのにマテさせられている羽流くんがかわいそう」
…と、思っている飼い主さんは多いと思います。

では、みなさんが日常的によくする「おあずけ」はどうでしょう?
ご飯を目の前にしてマテの号令をかけます。
羽流君はじっと飼い主そのっちを見つめヨシの号令がかかるのを待ってます。
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飼い主さんはおもちゃで遊んでいる他の犬を目の前にしてマテしているのは
「かわいそう」で、ごはんを目の前にマテしているのは「えらいわね」と思って
しまい同じマテなのに思う感情が違うようです。

おもちゃで遊びたいけどマテしていることも、ごはんを目の前にして
マテをしていることも羽流君にとってはどちらも同じマテなのです。

同じマテなのに「かわいそう」「えらいわね」と違う感情で愛犬に
接することで一方通行のコミュニケーションができてしまうのです。


一生懸命にマテしていた羽流君はもちろんご褒美としておもちゃで
遊んでもらいました。
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がまんすることを教えた後には、解放そしてご褒美を与えることが
とても大切なことです。






かなり長い文章になりそうなので、この続きは次回に。。。



ニックネーム paw'erスタッフ at 17:20| レクチャー開催 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする